わからないけど、いろんな種を混ぜて、粘土団子をつくってみた。

随分前のことだが、海外で福岡正信さんのことを知らなかったため、

大恥をかいたことがある。

 日本に帰ってきて、福岡正信さんの本を読み漁り、

なるほど、何十年もかけて、自然と触れる中で経験してきたからこそ書ける、

自然を生かす、自然と共存する野菜作りの話に大いに学ばせてもらった。

普通、一生懸命畑を耕し、肥料をやって、手間暇かけるのが、

農家の務めだと聞いていたが、

そんなことはない。

耕したり、機械を使って一見便利にみえても、

あまりにも多くの昆虫や生物を殺しまくっていることに気が付いた。

不自然なことをすれば、疲れるし、

うまくいっているようで、実際はそうではない。

自然を壊すから、肥料や農薬、

トラクターで耕すなど、高額な農機具を使う必要が出てくる。

自然によりそえば、自然が、生き物が、まるで神に思えてくる。

テントウムシですら、思った以上に草木についている。

アブラムシを食べて、過ごしている。

そこに草刈り機や、除草剤、殺虫剤などが来れば、

ひとたまりもないだろう。

テントウムシを見ているだけで、

不思議と心も落ち着いてくる。

何なんだろうか、あらゆる心の不安や悩みも、自然の生き物と触れているだけで、

随分と楽になる。

いったい、どれだけ、自然の生き物に助けられているか、

最近になってやっと気が付いてきた。

最近、YOUTUBEで、コスタリカのポニョと名付けられた、野生のワニの話を知った。

ケガをしたワニを助けた人が、ワニと共存していく実話だ。

普通に考えれば、ありえない。

しかし、人が自然を愛する気持ちを持てば、

爬虫類脳を持つ、人の感情をもたない生き物(食う、寝る、生きるだけの感情らしい、爬虫類脳というのは。)ですら、

共に生きる可能性を秘めていることがわかってきた。

だから、動物園のようなものは、

全然違う。 人間が勝手に動物を支配しているかのように、

管理して、動物から理解を得られるはずはない。

人が動物を理解しようとしたとき、共存の行動をとっている時、

ワニのポニョのようなことがあるのだろう。

 自然の生き物を殺しまくる野菜づくり、

手間をかけないとできない野菜、これこそ不自然なものじゃないか。

 だから、もう手間のかかる野菜作りはしないことにした。

労働放棄というわけではないが、自然に近い形で、自力で育つものを食べさせていただく、

自然との共存、

金儲けのためでなく、自分や家族の健康、気力のもとになる、

野菜作りでもできればと思っている。

 だから、自然を生かす、生き物との共存をめざす、

そのなかで、食べ物をちょこっと、作らさせてもらう、

こんな野菜作りをしていきたいと思った。

だから、種は蒔くけど、あとは天任せ。

福岡正信さんが、外国でしていたこと、

砂漠の緑化活動などでしていた、粘土団子を実際にやってみた。

正直、詳しいやり方がわからない。

巣百種類の種と土、粘土を混ぜて団子状にしてまくらしい。

どうもやり方は詳しくわからないけど、

粘土団子なら、自然や生き物にも優しい。

実るものがあればOK, 

とにかく、実践しよう、と決めた。

生き物を極力殺さない、手作業で、耕さない、不耕起直播、粘土団子で食べ物を作らさせてもらうことに決めた。

まわりから見たら、「あの人やべぇ~、頭おかしい!!」になるが、

そんなこと、どうでもいい。

たとえ、バカでも、どうせなら、楽しく、

自然を壊さない、共存して野菜をつくらさせてもらおう。

そうなると、粘土団子がもっとも理想的だ。

ミツバチも来てくれている。 これぞまさに神