力が湧いてくるように見える、エネルギーに満ちた野菜、

 自然農法や有機農法などをやりたい、といって新規就農者がふえているという。

私も当初は、何か良い野菜でも作って、高く販売して生きていくのもいいと思ったことはある。

 きれいな野菜、あるいは、たくさんの量を売る、

俺にはあまり向かないと思った。

というのは、野生化したような、自然農法で育った野菜をたべると、

それだけで、力が湧いてくる。

過食、摂食障害でさえ、自給野菜だけで解決してきた。

とても、売れそうにない、美味しそうにも見えない、

自然農法の野菜。 しかし、見るだけで、エネルギーが湧いているかのような、

力強い野菜に見えて仕方がない。

だけど、福岡正信さんのいうように、

ただ自然に使えるだけでよかったのに、

人は、お金を求めだし、経済社会になったから、

おかしなこと、不自然なことが生じていると思う。

ここ5年くらい、自然農法という適当なやり方で、自給分程度の野菜しか、

できなかった。

でも、最近は、それでいいと思った。

なぜなら、

雑草、いや、野草に囲まれた畑は、心を満たしてくれる。

色々悩んでいた自分を助けてくれた。

オーガニック、有機農法、自然農法と色々あるが、

今、運よく借りられている畑は、一般的な綺麗に整備されたようなところではない。

草も生えるし、秋にはすばらしい昆虫の音色がいっぱい聞こえてくるところだ。

生き物の宝庫で、そこで感じられる生き物の音色は、

どんなオーケストラや、高級なバイオリン等の演奏よりも

すごいと感じてしまった。

これだけでも何にも代えがたい、価値がある。

これは、お金を出して変えるものではない。

自然があり、

そこに自分や家族が食べる程度の野菜を作る、

そして、健康になる、これで十分だろう。

お金は、何かほかの手段で手に入れる方法をとればいい。

今の世の中、ネット環境さえ整えれば、非常に多くの選択肢がある。

農業で大金持ち、これが格好いい、なんて俺は思わない。

生き方や仕事は人それぞれあっていいだろう。 人様に迷惑をかけない、

自然を壊さない、優しい気持ちになれるなら、

仕事は大して重要ではない。

むしろ、働いている時の気持ちが大事だろう。

 色々な悩みが生きていると出てくるのは、人間だけ。

では、うつ病になったから、うつ病の薬を飲む、

草が多いから、除草剤を使う、

特効薬のようなものを投与する、西洋から来たことも

全てが正しいわけでもない。 

むしろ、おかしいことだらけだ。

自然に反することをするから、病気になる。

そんなとき、

無心に助けてくれるのが、自然農法で、畑を耕さず、生き物や微生物を生かす農法が助けてくれる。

健康にお金を投資するなら、

自然農法、いや、自然そのもの無心に向き合う。

これだけで十分だと考えている。